国体の高校野球で3年生は出る？出場資格や出場校の決め方も調査！

2023年9月19日

日本最大のスポーツ祭典「国体」では、「高校野球」も競技に含まれます。

夏の甲子園の後、毎年秋に開催されていますね！

そこで気になったのは、国体の高校野球で3年生は出場するのか、出場資格や出場校の決め方についてです。

調べてみると、出場校は夏の甲子園の成績を基に決まることから、3年生も出場するそうです！

今回まとめたのはこちら

さっそく本題です。

国体の高校野球で3年生は出る？

結論から言うと、国体の高校野球で3年生は出場します。

昨年(2022年)の国体では、大阪桐蔭高校が優勝しましたが、3年生も出場していました。

大阪桐蔭・西谷監督のインタビューによると、3年生は甲子園の後に国体に向けて練習をしていたそうです！

夏（の甲子園）も優勝したかったが、私が導けなかった。国体に合わせて練習してくれた3年生の頑張りを、今後につなげていきたい。
(引用元:日刊スポーツ大阪桐蔭が国体優勝の記事より)

バーチャル高校野球によると、国体の出場校は夏の甲子園の結果を元に決まることから、3年生も出場します。

選考が夏の甲子園大会の成績に基づいていることから、通常、夏で引退する高校3年生が花道的に出場する。
(引用元:バーチャル高校野球)

国体の高校野球の試合は、春の選抜大会出場をかけた秋季大会中に行われます。

そのため、新チームの1、2年生ではなく3年生を中心にしたチームで出場する高校もあるようです。

3年生は夏の甲子園が最後という印象が強いですが、国体という日本最大のスポーツ祭典でプレーできるのは嬉しいですよね！！

このように、国体の高校野球で3年生は出場します。

国体の出場校は夏の甲子園の成績を基に決まることから、3年生中心のチームで出場する高校もあります。

国体の高校野球の出場資格や出場校の決め方を見ていきましょう！

国体の高校野球(硬式)の出場資格があるのは、日本高校野球連盟による国体選考委員会が選出した8チームです。

以前は12校が出場していましたが、選手の連戦を避ける目的で2022年より8校に縮小しました。

ちなみに、国体の高校野球(硬式)の出場資格は、夏の甲子園ベスト8の全てのチームではありません。

2023年鹿児島国体の実施要領には、出場校の決め方について以下のように明記されています。

その他の3校は、夏の甲子園出場校から地域性を考慮して選出されます。

もし、開催地のチームがベスト4に含まれる場合は、その他から4校が選ばれます。

また、ベスト4に同じ都道府県(例・西東京代表と東東京代表)が含まれる場合は、いずれか1校が選出されます。

国体の高校野球(硬式)の出場校は、夏の甲子園の開催中に決まります。

2023年鹿児島国体の実施要領にも、甲子園の大会中に選考委員会を開いて決定すると記載があります。

2023年は、8月21日に高校野球連盟から出場校が発表されました。

8月21日は準決勝が行われているので、ベスト4が揃った時点で選考委員会が開かれたということですね。

ここまでは、国体の高校野球の出場資格や出場校の決め方をまとめました。

出場するのは8チームで、夏の甲子園の成績と地域性を考慮して高校野球連盟による選考委員会が選出します。

2023年国体の高校野球(硬式)の出場校はこちらです。