ビッグモーターの不祥事(保険金不正請求)が話題ですね。
そこで気になったのは、ビッグモーターの不祥事がなぜバレたのか発端や理由です。
調べてみると、不祥事がバレたのは社員の内部告発が発端だったと判明しました。
さらに、最初の内部告発は2021年秋で、2022年の内部告発はもみ消しされたことも分かりました。
今回まとめたのはこちら
- ビッグモーター不祥事なぜバレた?
- ビッグモーター不祥事発覚の発端から時系列で紹介!
さっそく本題です。
ビッグモーター不祥事なぜバレた?
ビッグモーターによる不祥事(保険金不正請求)はなぜバレたのでしょうか?
ネットで調べてみると、今回の不祥事発覚の発端はビッグモーター社員の内部告発だったと判明しました。
さらに驚くべきことに、最初の内部告発は2021年秋だったのです。
ビッグモーターの不祥事(保険金不正請求)が大きく報道されたのは2023年7月なので、約2年も前ですね!
ビッグモーターの複数の関係者によると、水増し請求が表面化したのは2021年秋のこと。損保の業界団体に「上長の指示で過剰な自動車の修理をし、その費用を保険会社に請求している」という旨の内部通報があったことがきっかけだ。
(引用元:東洋経済 保険の不正請求疑惑めぐり大手損保が大揺れの記事より)
ビッグモーターの社員が損保の業界団体に対して、不正を通報したとありますね。
これが今回の不祥事がバレた発端ということですね!
そこで気になるのは、なぜビッグモーターの不祥事が世間に大きくバレるまで時間がかかったのかです。
調べてみると、ビッグモーターいい加減な自主調査や、内部告発のもみ消しがあったようです。
ビッグモーターの自主検査がいい加減
2022年2月、内部告発を受けた損保会社は、請求書などから不正請求の疑いを見つけます。
そして、2022年夏にビッグモーターに対して自主調査を求め、結果的に不正請求が判明します。
一般的に、自社の調査で不正が発覚したなら、そこで第三者を含めた更なる調査を行う流れですよね。
しかし、ビッグモーターは不正請求の原因は連携不足やミスで、組織的な不祥事ではないと主張したのです。
同社は水増し請求について「工場と見積作成部署との連携不足や、作業員のミスなどによるもの」「意図的なものでないことを確認している」などと整理し、兼重宏行社長の指示をはじめ組織的関与はないと主張しているためだ。
(引用元:東洋経済 保険の不正請求疑惑めぐり大手損保が大揺れの記事より)
しかし、その後に損保会社が更に調査を実施したことで不祥事の確証を掴みます。
マスコミなどの外部の指摘もあり、2023年1月にビッグモーターはやっと第三者による調査の実施を決定したのです。
2023.01.30 特別調査委員会設置のお知らせ
当社は、先般の一部マスコミ報道における自動車保険金請求に関して、公正で適正な調査を行うため、
(引用元:ビッグモーターHPより)
当社と利害関係を有しない外部専門家から構成される特別調査委員会を設置いたしましたのでお知らせいたします。
2022年8月のビッグモーターによる自主調査がもっとしっかり行われていたら、もっと早く不祥事が公にバレていたでしょう。
その間も不正請求が行われていたと思うと許せないですよね…
ビッグモーターは内部告発をもみ消した
2023年7月に明らかになった報告書によると、ビッグモーターは社員の内部告発をもみ消したそうです。
内容を知る関係者によると、報告書には、店舗の従業員が2022年、現場での不適切な行為について社長らに内部告発したと記載されていた。しかし、社長らは職場内の確執による告発だとみなし、特に調査を指示しなかった。報告書は「告発をもみ消したと言わざるを得ない」と指摘しているという。
(Yahoo:ビッグモーター社長た内部告発もみ消しかの記事より)
ビッグモーターの社員は、2021年秋に損保団体へ告発をしていましたが、2022年には直接社長たちに内部告発をしたのですね。
同じ社員かは分かりませんが、不祥事を内部告発するには相当な覚悟が必要なはずです。
その内部告発をもみ消したビッグモーターには、不信感が募りますね…
ここまでは、ビッグモーターによる不祥事(保険金不正請求)はなぜバレたのかをまとめました。
なぜ不祥事発覚の発端は、2021年秋にビッグモーターの社員が損保に対して内部告発をしたことが発端です。
ビッグモーター不祥事発覚の発端から時系列で紹介!
ビッグモーターの不祥事(保険金不正請求)発覚の発端から時系列で紹介します。
- 2021年秋
- ビッグモーター社員が損保側へ内部告発が発端
- 2022年2月
- 損保会社が調査を実施→不正発覚
- 2022年?月
- ビッグモーター社員が社長へ不正を内部告発
- 告発をもみ消した疑いアリ
- 2022年夏
- 損保会社がビッグモーターへ自主調査を要請
- ビッグモーター側が不正確認するも、組織的な不祥事ではないと主張
- 2023年1月
- マスコミ報道など外部の指摘により、ビッグモーターが第三者による特別調査委員会の設置を発表
- 2023年7月5日
- ビッグモーターが調査報告書受領を発表
- 報告書の内容は発表せず、再発防止策のみHPに記載
- 2023年7月18日
- ビッグモーターが調査報告書の内容を発表
- 不祥事が大きく報道される
ビッグモーターの内部告発や損保の指摘があったのも関わらず、対応も調査もいい加減だったのですね!
その証拠に、最初の内部告発(2021年秋)から、第三者による調査まで約1年以上もかかっています。
また、ビッグモーターは、2023年7月5日に調査報告書を受領したのにも関わらず、18日まで内容を公表していませんでした。
その点にも不信感が募りますね…
ここまでは、ビッグモーターの不祥事(保険金不正請求)発覚の発端から時系列で紹介しました。
不祥事がバレたのは内部告発が発端ですが、世間に大きく報道されるまで時間がかかりましたね。
まとめ
今回は「ビッグモーター不祥事なぜバレた?発端は内部告発でもみ消しも!」と題して、
保険金不正請求で話題のビッグモーターの不祥事がなぜバレたのか、発端は何かを調査しました。
ビッグモーターの不祥事がなぜ発覚したのか発端は、社員の内部告発です。
社員は損保に対して内部告発を行い、その後社長へも内部告発をしたもののもみ消したことが調査で分かっています。
最初の内部告発は2021年秋でしたが、ビッグモーターのいい加減な自主調査もあり公になるまで時間がかかりました。
また、ビッグモーターの不祥事(保険金不正請求)発覚の発端から時系列で紹介しました。
今後、ビッグモーターはどうなるのか注目しましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。

