永明(パンダ)なぜ返還するの?帰国後はどこで暮らすの?

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2023年2月22日、和歌山県白浜町「アドベンチャーワールド」の永明(えいめい)が中国へ返還されます。

永明は30歳(人間90歳相当)と高齢であることから、「なぜ中国へ返還されるのか?」「帰国後はどこで暮らすのか?」気になりました。

調べてみると、永明が返還される2つの理由、暮らす場所は「成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地」であることが分かりました。

今回まとめたのはこちら

  • 永明なぜ返還するの?理由2つ!
  • 永明は帰国後どこで暮らすの?

今後の永明の暮らしが気になる方は、ぜひ読んでみて下さい。

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目次

永明なぜ返還するの?

永明(えいめい)は、なぜ中国へ返還されるのでしょうか?

調べてみると、2つの理由を見つけました。

  1. 繁殖研究のため
  2. 高齢のため

ずっと和歌山県白浜で暮らしてきた永明(えいめい)がなぜ返還されるのか、理由2つを詳しく見てみましょう!

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永明なぜ返還するの?理由①:繁殖研究のため

永明(えいめい)がなぜ返還されるのか理由1つ目は、パンダの繁殖研究の為です。

30歳の永明はジャイアントパンダの保全と継続的な繁殖研究のため、8歳のメスの桜浜と桃浜はパートナーを見つけて繁殖を目指すため、中国に返還されることになりました。

(引用元:Yahoo!白浜パンダ永明・桜浜・桃浜出発の記事より)


永明は1994年に日本へ訪れ、16頭のパンダのお父さんになりました。

梅梅(めいめい)との間に6頭、良浜との間に10頭のパンダを授かっています。


驚くべきことに、末っ子パンダの楓浜(ふうひん)が生まれたのは永明が28歳(人間なら80代)の時!

これは、飼育下で自然に繁殖した世界最高記録なのです!!

パンダ(オス)の繁殖年齢は、一般的に20歳までと言われている


そもそも、永明が1994年に来日したのは、中国と日本によるジャイアントパンダ自然繁殖の共同研究が目的でした。

つまり、永明はその期待に応えるかのように子だくさんの父になったのですね。


中国は長い間パンダの保護活動を行い、その甲斐もあって2021年にパンダは絶滅危惧種からはずれました。


ただ、それは一時的なものでパンダの生育は難しいことに変わりはなく、繁殖研究はまだまだ必要ということなのでしょうね!


このように、永明(えいめい)が返還される理由1つ目は、パンダの繁殖研究の為です。

自然下で最高年齢のお父さんになった永明は、今後のパンダ繁殖のヒントをくれるのかもしれません。

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永明なぜ返還するの?理由②:高齢のため

永明(えいめい)がなぜ返還されるのか理由2つ目は、高齢であるためです。

2019年3月に和歌山県で開催された「ジャイアントパンダ日中共同繁殖研究シンポジウム」で、中国の専門家・張博士は、高齢な永明が返還される可能性をコメントしていました。

永明は高齢になりました。中国と日本で協力して、良い方向にできればと思います。アメリカの高齢パンダは帰国しています。天寿をまっとうしてもらいます。

(引用元:東洋経済 和歌山の3頭パンダが2月に中国への記事より)


コメントにあるように、2018年にアメリカの動物園にいたオスのパンダは28歳で中国へ帰国しています。


永明は高齢であることから、返還することなく日本にいくれると思っていたファンも多いはずです。

しかし、中国には永明のような高齢パンダのための医療設備や施設が整っています。


永明が中国へ返還されるのはとっても寂しいですが、中国には安心して暮らすことができる環境があるのですね。


このように、永明が返還される理由2つ目は、高齢であるためです。

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永明は帰国後どこで暮らすの?

永明が帰国後暮らすのは、中国四川省の「成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地」です。

中国への取材によると、永明は娘の「桜浜(おうひん)」と「桃浜(とうひん)」と同じ場所で暮らすとのこと!

中国に返還されるのは、16頭の子どもをもうけ「スーパーパパ」として親しまれてきた30歳のオスの「永明」と、8歳のメスの双子「桜浜」と「桃浜」です。

3頭は、中国内陸部四川省の成都にあるパンダの繁殖研究基地で飼育される予定です。

(引用元:NHK WEB シャンシャン・永明中国に返還への記事より )

子どもたちと一緒の場所と聞いて安心しました!!


「成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地」の場所はこちらです。

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